昨年(2021年)4月21日播種したオクラ2種(国産5角とエメラルド)が、2種とも黄色い子葉として発芽しました。暗所でなければ、多くの植物は発芽時に土から顔を出した時には黄色であっても、速やかに緑化していきます。翌日にはほぼ緑(またはその植物本来の色)になっているでしょう。
自分もこれまでそう思っていたのですが、このオクラは緑化まで数日を要したのでした。
実際の写真と変化
今回はその実際の写真と変化を現象編として見ていただきます。
完全に黄色(黄化子葉)として発芽しています。
光の加減で分かりにくいですが、ようやく緑化が進行してきた感じです。
発芽してから6日経っても、まだ緑化していない株が観られます。
発芽から12日が経ち、本葉も見えてきていますが、まだ一部子葉に緑化が完了していない株が観られます。
ちなみにですが、この時は同時に播種したエンツァイ(空心菜)の発芽子葉(播種後5日で発芽)でも黄化が観られ、緑化まで3日ほど要しました。
さらに今年に入ってからも、いくつかの発芽子葉に黄化現象が観られます。
この現象は何なのでしょうか?
原因については結構頭の中でまとまってきたのですが、考察編はまた別途書きたいと思います。
今までのところ黄化した状態での発芽で枯死してしまうなどの大きな問題は出ていないのですが、植物が感じるストレス(光酸化)は、その後の成長などにおいて無視できないかもしれません。
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